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嬉野温泉・和多屋別荘・小原健史です。 (ブログ:765号)
1月11日は、佐賀県代表事務所の開設のための訪問団の実質的な
活動に入りました。
午前中には、宿泊したホテルのホールで、日本のJETROの香港
事務所の講演会がありましたが、この内容は、ボリュームが
大きいので、別途、報告します。
今回は、多くの県議会議員や市町長や各団体の代表の約60名で
構成されていますが、それぞれ3チームに分かれて香港の政治、
流通、産業、など各分野の視察を行いました。
<香港の日本領事館の格式ある表示板>

私は、知事と県議会議長のグループに入り、最初に香港の日本
領事館の隈丸総領事を訪問しました。
厳重な計画の二重セキュリテイーの入口を入り、会議室にて
まず、古川知事のご挨拶があり、昨日のパーテイー出席への御礼
の言葉と佐賀県の代表事務所へのご協力のご挨拶がありました。
<香港総領事館の会議室での面談の様子>


隈丸総領事からは、次のような挨拶と質問への回答の発言が
ありました。
(1)中国本土に事務所を移設する他の県がある中で、今回の
佐賀県香港事務所の開設に敬意と祝意を表します。
(2)ワーキングホリデー制度で多くの香港の若者が日本へ
行き、働いてもいる。 修学旅行などの若者は開放は
されているが、有名大学への進学競争が激しいので、
低学年よりもより高年齢の学生の方が呼びやすい。
(3)日本の企業や地方公共団体への方々には「日本ブランド」
の確立」と「“ALL-JAPAN”の好感度で日本のイメージ
アップを!」と申し上げている。
(4)日本への渡航は、昨年の大震災でかなり落ち込んだが、
最近は急速な回復がなされている。
(5)香港は、口コミ社会であり、日本への観光や日本の商品
の体験をさせて満足させると成功しやすい。
(7)大きな中華圏の中のことはであるが、香港人はシンガポール
を色んな意味でライバルとしてみていて、特に金融や
TAXの優遇措置、輸出入など経済面で競争が激しい。
(8)農産物などは、九州各県が互いに香港市場で競争しているの
で、“ALL九州”の考え方で連携、共同してビジネスにした
方が良い。
(9)伝統的な精緻な日本文化の魅力は、香港人には魅力的で
資産家が多いのでビジネス効果が上がるのではないか。
以上のような、隈丸総領事と古川知事や同席者の質疑応答は有意義
なものであったと思います。
総領事館を後にして、香港佐賀県人会の幹部の方々と昼食をとりながら
交流を深めました。
特に、県人会長のJT香港の副島社長のお話は、迫力があり、
故郷佐賀県を思う熱いお気持ちに、感動しました。
また、地元の佐賀県にも毎月1回位は帰省されていて、嬉野温泉も
良く、会社や個人的にも利用されていて、わが和多屋別荘もご利用
頻度が高いとのことで、その場で御礼を申し上げました。
昼食会の際の話題を数件、列記します。
<佐賀県人会の副島会長さん達との昼食会の様子>


(1)香港人は、基本的に昼食時も夕食時も酒類を飲まない
とのこと。 理由は、夫婦共稼ぎでフィリッピンン人のメイドを
雇う家庭が多く、ご主人が酔っぱらうと家庭の和が乱れ
るもとになるとのこと。
(2)食事の際は、お茶やコーラを飲む人が多く、烏龍茶では
なく緑茶が多い。
(3)香港には、居酒屋から料亭まで多くの日本料理店があり、
人気がある。 日本人の調理師も多い。
(4)香港の日本企業の代表や幹部は、アジア全体や東南アジア
全体を管轄しており、中国だけでなく、モンゴルからインド
ネシア、インド、中東近くまで飛び回っていて、週末しか
香港に戻らない。
昼食後には、すぐ近くの香港の中心部に開設された「佐賀県香港代表
事務所」を見学しましたが、家賃の高い香港ではどこのオフィスも
手狭のようですが、狭いながらも立派な事務所に誇りを持てました。
<佐賀県香港代表事務所の様子>


<SOGO香港店の幹部のお二人と古川知事の面談の様子>

その後、香港島の繁華街にある日本系のデパート“SOGO香港”を訪問
しました。
澤田副店長、萩野部長のお二人から様々な情報をえましたが、
その内容は、下記に列記の通りです。
(1)SOGOデパートは、香港に2店舗、中国本土に4店舗あり
2013年には遼寧省の瀋陽に市場開拓が見込めるので新たに
店舗を開設する。
(2)香港SOGOは前年比売上高が23%アップで推移しているが
中国本土からの大量のお客様の購買力による伸びが大きい。
(3)東日本大震災後の直後は売上を落としたが、6月ごろから
回復している。
(4)レストラン部門では、酒類は10%も出ない、香港人は酒を
飲まない。 代わりに「緑茶」をよく飲み、中にはコーラで
刺身を食べているお客様もいる。
(5)梨やイチゴ、ミカンなど日本の果物や菓子類も良く売れる。
(6)「佐賀牛」の人気は根強く完全にブランド化ができた。
良い品質もモノには高額でもオカネを使う富裕層も多い。
(7)香港人や中国人の従業員の教育訓練には苦労をした。
公共のマナーも以前からすればよくなっており、店舗の
サービス精神も更に磨きをかける必要がある。
スタッフに注意をするときは、面子を重んじるので別室で
個別に注意しないといけない。
以上のような内容で、香港の小売業の実態を把握することができ
ました。
会議室でお話を聞き、質疑応答をして頂いた後、デパート内の
食品売り場や陶磁器販売コーナーを視察して回りました。
食品売り場では、大量のお客様が買い物中で、売り場を通り抜け
ることもできない程の人出で香港の活気を肌で感じました。
<SOGO香港店の売り場の様子>




佐賀牛の焼肉の試食、佐賀のイチゴなどの試食コーナーに
人だかりができていました。
最後に、香港の旅行会社を数社訪問し、古川知事自ら佐賀県への
送客をお願いして頂き、佐賀県旅館組合理事長の立場で参加した
ので、私からも佐賀県のPRを行い、腰を低くして誘客に勤め
ました。
香港から九州への観光客の要望や評価などは次の通りです。
(1)九州は「大自然」や「温泉」や「歴史のある町」が人気
であり、また、「料理・食べ物」「温泉」「買い物」が
重要な顧客のニーズでもある。
(2)香港からは、東京へは個人で、九州へは団体で行くことが
多いが、今後は変化していくかもしれない。
(3)香港ドラゴン航空やエキスプレス航空などが佐賀空港に
離発着することができれば送客しやすい。
旅行業者訪問後は、夕食会となり、佐賀県人会をお招きして
訪問団約60名の“最後の晩餐”が文化センター内の有名な
“チムサーチョイ”に集合し、古川知事の御礼のご挨拶、
石井県議会議長の乾杯の音頭で始まり、宴は大いに盛り上がり
ました・・・、
最後は香港県人会の副島会長の素晴らしい中締めのご挨拶と、
佐賀県の立石・香港代表事務所長の万歳で香港代表事務所開設
の訪問団の全行程が終了しました。

アジアの経済センターである香港への訪問は、私にとって
非常にエキサイテイングな旅でした。
佐賀県庁、香港事務所、香港の佐賀県県人会、そのた上記に
列記した関係の方々に重ねて御礼を申し上げます。
誠に有難うございました。

<素晴らしい風情のペニュンシュラホテル香港>

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